イカのポーズ、やったことある?

ある時、「今までやったことのないポーズをやりたい」というリクエストがあり、やってみたのが、この「イカのポーズ」だったと、Mizue先生が言っていました。

Kei画伯は全く絵心がないので、イラストを見てもわかりにくく、ごめんなさい。やってみたい方はこういうポーズです。

イカのポーズ

  • 半蓮華座を組みます。(座禅を組むように、あぐらから、片方の踵を反対の足の付け根に置きます。)
  • 手を前に着いて、お尻を上げながら、足をほどかないまま両膝を床に下ろします。
  • 半蓮華座を組んでいないほうの足は、後ろに伸ばします。
  • 手を床から離して膝立ちになります。腰は伸ばします。
  • 腕を上に伸ばします。

Mizue先生のレッスンでは、片足立ちの木のポーズで半蓮華座を組み、そこから腰を落としてい、つま先立ちになるバランスポーズと組み合わせていました。

レッスンでやった人はわかると思いますが、なかなか難しい。蓮華座は膝に負担がかかりやすいので、絶対絶対無理しないでね。蓮華座が組めても膝立ちになった時に、足の付け根が真っ直ぐ伸びにくく、腰がくの字に折れてしまうんですよね。

リンパ節がある足の付け根をほぐすのと、腸腰筋を伸ばすのを一緒に行う、欲張りなポーズです。別にそこまで、おまとめしなくてもいいような気もする。

できても、できなくてもいいけど、新しいポーズにチャレンジするのって楽しくないですか?ヨガを始めてから、「できない」ということを普通に考えることができるようになって、「やったことないからちょっと・・」ということが少なくなった気がする。

それまでだって、できないこと、できなかったことは沢山あった。模試ではいい成績だったのに本番で試験に落ちたり、大切な人と離れることになったり、100%ミスが許されない状況で、やはりミスをして周りに大変な迷惑をかけてしまったり。

そして受け入れてきた、というか、受け入れざるを得なかった。受け入れたくて受け入れたわけではなく諦める。

だけど、ヨガの「できなくてもいい」は、一般に言う「できなくてもいい」とは違う。「できる」、「できない」ではなくて。「腰が曲がってしまって、できなかった」じゃなくて、「腰が曲がってしまったけど、できた」ということだろう。

「失敗しても、次の成功につなげよう」みたいな、妙にテンション高いポジティブシンキングとも異なる。ただただ、「やってみた」は「できた」の延長線上にある。

でもねえ、Mizue先生が、「で、イカのポーズ・・」と言いだした途端、醤油であぶったイカとチューハイ(←ビールが飲めない)が頭に浮かぶのは、もうダメでしょ。まずイカのポーズやってから考えよう、と思った。

 

 

 

「なぜ、こんなに窓が曇っているんだろう」@アナトミック骨盤ヨガ

昨日のアナトミック骨盤ヨガ。急に寒くなり、片手を超える数の方が病欠で、学級閉鎖(?)になるかと思った。

だけど、「人数が少ないからこそ、楽しめることもあるんです」とTamaki先生が言い、少数精鋭部隊でドSヨガに臨むことに。強度高め、ホールドも長め、発汗度マックス。今回から、さらに歯ぎしりレベルも新たな指標として導入されることになりました。

レッスン前にTamaki先生が歯医者さんから「歯の食いしばりがすごい」と言われた、という話をしていた。それほどストレスをためる性質でもないので、「なぜ?」と考えて思い当たったのが・・・、ここしばらくのアナトミック骨盤ヨガの練習だったとか。先生もついつい頑張って、ぎゅーっと歯を噛みしめてしまうらしい。

そんな話で始まる以上、この日のアナトミック骨盤ヨガも、歯を食いしばるであろうポーズが予定されているということ。「でも、たまにはいいですよね」といって、和やかに始まるのが、Tamaki先生らしいところなんだな。

「今日は、出来る人ばかりなので」と、地味なんだけど、ぎうぎうくるポーズが沢山。結構、最初のうちから汗だくで、「奥歯さん、ごめんなさい」なことになってた。いつもにまして元気な先生の声援と、アップテンポのBGMがなければ、あっという間に戦線離脱していただろうな。

想像してみよう。立った前屈から顔の下に両手を付く。手に体重をかけて片足をほんの少し持ち上げてみる。足の付け根を骨盤の中に埋め込むイメージで。お尻の位置はそのまま、後ろにも反対側にも動かないようにする。そこから、上げた足をまっすぐ横にスライドさせていく。

自分の足が長すぎて困ったことなんて滅多にないけど、今日ばかりはまいった。お尻を動かさず足を持ち上げるのが難しい。ここが腸腰筋の腕の見せ所。楽になってきたと思うと、それは知らず知らずお尻が横にずれていたから。ナチュラルボーンさぼり癖は、治らないんだ。

終わったときには、お尻の横側が悲鳴を上げていて、もしかして、これはお尻が小さくなる予兆かもしれない。淡い期待を抱いて一晩経ちましたが、何も起きてませんでした(苦笑)

でも、このポーズをすると、足は骨盤から動かすということが、改めて実感できる。ハイヒールを履いている人などで、膝が曲がってお尻が落ちた状態で歩いている人いませんか?膝から下を動かして歩くのって、あんまりきれいな見た目じゃないでしょ?ゴリラっぽいというか。骨盤から足をきちんと動かせたら、歩く様子もきれいになるだろうな。

さて、恒例レッスン終了後の写真撮影。精鋭部隊の笑顔は勿論なんだけど、注目すべきは後ろの窓!この秋一番の冷え込みの日に、この人数なのに、なぜ、こんなに窓が曇っているんだろう?

「早起きできない」じゃなくて「早寝できない」

早起きできない理由の一つは、単に睡眠時間が短いから。12時に寝て7時に起きられるなら、10時に寝て5時に起きるのも同じでしょ?それを12時に寝て5時に起きようとするから無理なんだよね。

かくいう自分も、10年くらい前は、その日のうちに寝たことがなく、それどころか12時過ぎても家に帰っていないような生活をしていた。朝5時に起きるくらいなら、朝5時まで起きている方が楽だった。そのときは体がきついとも思わなかったけど、後に早起きをするようになってから、無理してたことがわかった。

日が昇るとともに起きて、日が沈むと休む。体の仕組みとして、この時間割は多少ずれても、なくなることはないだろう。もし、一定時間の睡眠さえ取れば、何時に起きて寝ても、体に何ら支障なく生きていけるのだったら、きっと、社会の仕組みそのものが全く違うはず。

まず、9時5時勤務なんてコンセプトがなくなる。時差も単に時差でしかない。8時間働けば、何時スタートも可。シフト制工場みたいな24時間営業。9時出社組と21時出社組で、同じデスクを共用できる。土地が少ないためにオフィスビルさえウサギ小屋の日本だって、一人当たりのスペースがざっくり倍になる計算だ。

深夜のラジオ番組も、カフェのモーニングサービスみたいな時間帯別価格戦略も、きっと姿を消す。全員参加の社員旅行は、半分が、今の海外旅行並み時差ぼけ状態になる。コンビニのアルバイトシフトを組むのが、むちゃくちゃ複雑になり、「シフト職人」なんて名前の専用ソフトを作ってひと儲けする会社も出るだろう。

だけど、そんなロボットみたいな生活は、おそらく無理だろう。太陽に合わせて生活するしかないからね。早起きとか早寝というコンセプトは、太陽がなかったらないだろうな。

「ヨガをやっている人は早起き」というのは都市伝説で、ヨガを練習していたって、ほっておいたら夜型になるのは仕方ない。早起きが気持ちいいのは分かっているけど、実践できないことは沢山あるのだった。

そして、夜更かし癖がつくと、早寝ができなくなる。寝たい時間になっても、眠くならず、どんどん夜更かしになり、早起きできなくなる。「早起きできない」とは、「早寝できない」ということなのだ。

でも、同じ時間起きているなら、体が心地いい時間に起きていたいのが、本当のところ。体を大事にするというのは、ヨガで学ぶことの中でも、最も大事なことの一つだし。何時に起きて、何時に寝る。そんなことでも、丁寧に考えないと。

試しに、今日はテレビもスマホも見ないで、いつもより30分早く布団に入ってみるのは?もしかすると明日、30分早く目が覚めるかも。そして、早起きが本当に気持ちいいのか確かめてみたら?(何でも自分で確かめないとね。)もしかしたら、写真のEriko先生みたいに、朝から元気な自分を発見できるかも。朝ヨガ行くのはその後よね。

正しく脱力する

この連休、天気がイマイチだったので、映画や読書三昧。最小限しか家を出ず、引きこもってました(←本来、根暗)

スーサイドスクワッドを見て(この話は、後日また)、ビジネス書に、雑誌に、ヨガの本も。大人の本の読み方は飛ばし読みや斜め読みでいいと、どこかで読んでから、本を読むのがかなり早くなりました。

中国でヨガを教えているインド人のヨガの先生の本、中国の友達が何年も前にくれたものだけど、久しぶりに読んでみた。

その先生がヨガを学ぶにあたって大事な5つのことを挙げていた。「正しく脱力する」、「正しくポーズを練習する」、「正しく呼吸する」、「正しく食事をする」、「楽観的に物を考え、瞑想を行う」。

正しい脱力も学んで身に付けるということ。これが一番最初なのは、少し意外な気もした。「体の力を全て抜くと、熟睡した翌朝のように新鮮な気持ちになる。そうすることでエネルギーを無駄に使うことがなくなり、ふさいだ気持ちも消えていく。」という説明だった。

確かに筋肉を緩めることは難しい。「力を入れて!」言われるとできないのに、「抜いて!」と言われると、またできない。だけど、そこまで大きなお題目だとは思ってなかった。

休むこと、力を抜くことなんて、本来は学ばなくてもできる。するか、しないか。ただ忙しくて、「休む暇ない」と言うのが自慢で、休まないだけ。しばらくやってないから、忘れただけ。やればできるけど、実力出してないだけ。

何もしなければいいだけ。今日の自分みたいに家にこもって、寝そべったり、ソファに沈んで本を読んだり、何にもしないを満喫したら、休んだのだと思ってた。

でも脱力も休息も、体や心にかかっていた圧力を取り除くことで、単に何もしないということではない。ぐっすり眠った翌朝のように、エネルギーを作って溜めることなのだった。何もしないと、何も起きない。脱力だって、一生懸命やらないといけないことだった。

この数日ひきこもった自分の休みは、それはそれで十分楽しかったけど、まだまだだったなー。続きは、次の連休に練習することにしょう。

ふと思い出したら・・。写真は、Mizue先生ののびのびヨガ。このクラスは、xxヨガというよりは縮んだものを伸ばすクラス。リラックスやストレッチだけでもない。伸ばすのに必要だったら、ハードなポーズも動きのあるポーズもする。

「何もしないのが、休むことじゃない」、さっき、何か発見した気になったけど、ここ、のびのびでMizue先生がやってるのが、それだった。

田代さんがいなくても、Eriko先生の朝ヨガがある。

おそらく、このブログを読んでくださっている方の大半が、会社で仕事をしている人じゃないかと思います。

毎日忙しくて、トラブルもしょっちゅう。だけど、いつも怖くて気が合わないと思っていた営業部長が、「これ、うちのサクラちゃん♡」なんて、でれでれしながら自宅の猫の写真を見せてくれて、一気に距離が縮まったり。トータルで若干マイナスかもしれないけど、マイナス100%ではないのが、まあまあ普通の人生だったりする。

でも、若干でもトータルでマイナスはどこかで埋めないといけない。そんなときに足を向けるのが、品質管理部の田代さんのとこ。一緒に仕事をする機会は、あまりないけど、「もう聞いて聞いて」なときには、ついつい行く。彼女のデスクは、仕事柄、サンプル管理室の手前の奥まったところにあり、ひそひそ話もしやすいのだ。冷静に考えると、田代さんって偉大だ。18階の女子の大半の不満を握っているフィクサーかも。

「そんなに忙しくちゃ、あんまり寝てないんじゃない?クマできてるじゃない。まずいでしょ。」なんて、さっくり核心を突く本題に入る彼女。年は私と大して変わらないか、むしろ年下かもしれないけど、妙な安定感が心地いい。こちらも、「今度のプロジェクト、もし失敗したら私の責任?それってどうよ?」みたいに、いきなり本題。

時間にして、せいぜい10分くらい。仕入先からのいただき物だというリーフパイをもらって、食べ終わるときには、一つ仕事が片付いたという感じ。「あー、4時から、また会議だ」などなど言いながら自分の席に戻るけど、なんだろ一人でも状況報告できる人がいるのは全然違う。日記に書いたら忘れよう、に近いのかな。

仮に明日、私が仕事のしすぎで壊れて、部長の部屋で椅子を振り回して暴れたとして。もちろん田代さんが来て止めてくれるとは思わないし、私の上司にメールしてかばって欲しいわけでもない。だけど、田代さんは貴重な人だ。

おそらく、そんな暴挙のあった翌日、また田代さんのとこに行くと、「聞いた聞いた、暴れたんだって?」と、また何かおやつをくれるだろう。

ときどきEriko先生と話すと、田代さんに似たものを感じる。何かにまみれて、ぐちゃぐちゃに汚れた私に、「まずいでしょ」とあっさり言う田代さんみたいなものが。このすっとした感じがどれだけ気持ちいいか、わかる?朝ヨガのスタジオで聞く、ほんの一言二言。シンプルなポーズを繰り返し、気付いたら体が軽くなっているレッスン。

ああ、Eriko先生は、火曜日と木曜に朝ヨガを教えているEriko先生のことです。

 

あなたのチャトランガは、どこまで繋がってきた?

チャトランガ―

って、ドラえもんの「タケコプター」と似てる、という話を大分前にした気がする。

ドラえもんがしゃべると、何でもゆるく聞こえるのは何故なんだ。肩の力みがすっと抜けるというか。

ほせいよさんー

とか

こうねんキー(この鍵を持ってたら、プチ更年期も、あっさりやりすごせる?)

とか。

そうか、一文字ずつの間隔を均等に発音し、最期を伸ばすと、それっぽく聞こえるんだ。クレヨンしんちゃんもそうだった。それだけで緊張が解けるんだったら、文字通り魔法だ。

日本の子供は、文字を一文字ずつ覚えるからかもしれない。小学校低学年のときは、正方形のマスに一文字ずつ書いていたような記憶がある。(自分含め、周りに子供がいないので、今はわからないけど。)

ひらがな一文字ずつには意味はない。固まりになった5文字や6文字にも意味はない。意味を考えないでいいから、発音そのものが楽しくて、ゆるいのかも。

意味が分かるようになって始めて、文字と文字の間隔を調整するようになり、言葉としての発音になるんだろう。「お・も・て・な・し」と「おもてなし」の違いだ。(「お・も・て・な・し」って、まさしく日本語を知らない人への発言だった。もっとも、日本人の大人だって、言葉をヘンなところで区切って、話がわからなくなることはあるけどね。)

で、チャトランガ。写真はハタヨガフロー担当のTamaki先生だけど、頭からかかとまでまっすぐで、きれい。

こうやってみると、肘の角度を90度にする意味がすごくよくわかる。

よくあるのが、肘を後ろに折って角度が鋭角になるもの。すると、重心が後ろにいくので、前後のバランスを取るには前側に体重をかけることになり、腕にかかる負担が大きくなる。反対に、肘の角度を広くすると、体重が自然と前にかかるので後ろ足が浮いてくるんだろう。やじろべえみたいになるはず。

骨格や筋肉の勉強はもちろんだけど、こんなにシンプルでも、体の使い方がイメージできるのは面白い。というよりは、そこからがスタートなんだけどね。

イメージできたら、次は自分でできなくちゃ。ここも、ステップバイステップで、わかるとできるは違う。脇締めるとか、お腹落とさないとかね。

あなたのチャトランガは、どこまで繋がってきた?

お知らせ:

9月19日(月)は、全てのレッスンが休講です。敬老の日なので、おばあちゃんちに行くんです・・なんてね。

9月22日はTamaki先生の「アナトミック骨盤ヨガ」思う存分、汗かきまくってね。もう秋分の日、夏も終わりってことだから、汗かいても気持ちいい季節ってことだよね。(レギュラーレッスンはお休みです。)

「アナトミック骨盤ヨガ」のご予約はこちら。

猫の集会ヨガ

ダウンドッグー
右脚上げて-
膝を曲げて-
左手で、右の足をつかみます-
 3本足の犬からのバランスポーズ。
 冷静に考えると、弓のポーズで、上げた後ろ足を掴めたらできるはずなんだけど。(弓のポーズは、うつ伏せになって膝を曲げ、背中側で足首を手でつかむポーズ。そこから、体の前を伸ばすことで、U字型になります。)
 足が見つからない。
 あ、足発見・・。あ、でも、バランス崩れてアブナイとこだった。
 先に足をお尻にしっかり近づけてからのほうがいいのかな。
 でも、手と足を一緒に動かしたほうが、時間のロスは少ない気がする。
 お腹も足も、頭もフル稼働中。
 戦っちゃだめなんだけど戦い。「ダウンドッグに戻ってー」と言われて、戻ってきて、ぜいぜいしてたら。
 Mizue先生が、「なんか、みんな、それぞれ勝手なことしてた(爆笑)」と。
 そうなのです。月曜の朝ヨガや、メンズヨガのアシスタントをしているときの皆さんを見ていても、そう。同じポーズでも人それぞれ。
 それでいいと思う。
 どこか痛めそうだったり、無理しているようでなければ、あまり「直してください」とは言いません(私は)。別に隣と合わせる必要もないし、本に出ているみたいにポーズができなくても問題ないし。そういうものを求めるのがヨガじゃないし。
 今日は足はつかまないで、気持ちよく脚を上に伸ばすだけ、とか。
 どんなにぐらぐらしても、絶対足をキャッチする!とか。
 脚を床と平行にして、お尻の高さを左右整えるのに集中する、とか。
 一人一人違う目的で、同じ名前のポーズを、自分がしたいようにやる。自分のヨガだからね。
 これって、どこかで見たことある。
 ああ、猫の集会。
 半径5メートルくらいのところに、20匹くらい猫がいて、ひっくり返ったり、ただ丸く座っているか。ふーっと睨みあったり、取っ組み合いのけんかをしているのもいるけど、他の猫は気にも留めない。みんな好き勝手なことしてる。
 気に入りの場所を譲り合うこともしないから、猫的ファーストクラスらしいところにに、数匹が塊になって寝ている。
 かと思えば、広場のまん真ん中には、たった一匹。他の猫が、みなよけて通っているのは、何だろう、「ほっておいて」オーラか、「近寄ったらヤバい」オーラか?
 そういう猫の集会って、楽しそうじゃない?猫好きじゃなくても萌える。
 沢山の人と一緒にいたからって、自分の変える必要もなければ、人と同じことをする必要もない。同じことをするのが楽しかったらすればいいし、イヤならイヤで。ヨガスタジオで聞くこの話って、猫の集会そのもの。
 「私たち、みんな仲いいわよね?」という発言が大嫌いな私は、だからヨガが大好きで、だから猫の集会を見ると萌えるのです。

迷惑メールの救出がドラマ

さっきの電話、ひどすぎる。残業で疲れてるというから、心配してかけてあげたのに、あんな邪険にするなんて。もうキライ。電話は着信拒否!あいつのメールも、全部迷惑メールに入れてやるっ。アドレスも消してやるっ。

次から、自動的に迷惑フォルダーに入るから、いちいち削除する手間もないし、便利だなあ・・。私にメールしても、二度と返信しないから。というか、受け取ったのも気付かないから、たっぷり心配するがよい。なんだろ、何でもドラマ風にしたいのは、暇なのかな、私。

でも、おそらく、2日後くらいに迷惑メールフォルダーを漁ることになる。「この間は、ごめん」という電話が来て、明後日お詫びに食事に誘ってくれた。実は自分も浅はかだったなと思っていたところ。迷惑メールに入れたのは、なかったことにする。相手が知るよしもないのに、妙に後ろめたい。

今思うと、相手がスマホじゃなくて自宅の電話から掛けてきたのは、幸いだったかも。電話も着信拒否してたもんね。

でも、迷惑メールいっぱい過ぎる。二日間でこんなに迷惑メールって来るの?自分で登録したもの、システムがスパムと判断したもの、一回自分で登録したので、その後自動的に迷惑メールに振り分けられるもの。なんだか、私って、迷惑メールの渦にもまれてる?次々とメールを救出したけど、まだ埋もれてる気がする。会社のメールと違って、名前でソートできないのがイヤだ。

映画で、ヒーローが炎燃え盛るビルの中を、火の粉を振り払いながらヒロインを救出しに行くみたい?「キャサリーン(って誰っ?)」「ジャーック(これも誰?)」メールはどこ?

「アラフォー女子が二度びっくり、美肌も美白もOKサプリ」とか、

「TOEIC受験のご案内」というタイトルで、TOEIC管理事務所からのメールに見せかけて、『短期集中TOEIC40点アップ講座!』を売り込むメールとか、

行く手を阻む誘惑もいっぱいあり、一つ二つ開けてじっくり読んじゃったりして。「30日無料体験ならいいか、最近英語のメール多いし」なんて。 No!すぐにキャサリンを助けに行かないと。

あ、地味な「お疲れ様です」に「チケットGet!」も発見。短いタイトルで見つかるときは、あっさり見つかる。よかったよかった。

で、気付くと・・・疲れた。画面を凝視してたので、目も痛い。一人でじたばした、この3分は何だったんだろう。はたから見たら、何も動いていないのに。

最近の疲れは、こんなのが多い。歩きまわったとか、泳いだじゃなくて。じたばたして疲れる。気持ちの疲れも、体と同じように癒してあげないとね。

お茶飲んだら、少しだけヨガやって寝よう。明後日、何をおごってもらおうか、考えよう。

写真は金曜の朝ヨガ担当のMiki先生で、「疲れた時どうしてる?」と聞いたら、「最近はこんなことしてる」と言ってた。カメのアレンジポーズの、これもよさそう。このくらいがちょうどいい気がする。ポーズはきっちり、寝る前に瞑想、起きたら必ず太陽礼拝、みたいな人だったら、迷惑メールの救出がドラマになるとは思えないし、それで疲れることもないと思うし。

ロマンチック幾何学ヨガ

パワーヨガは、やはりベテランヨギ・ヨギーニが多いので、質問もどんどん深掘りになっていく。

自分のダウンワードドッグを横から見たらどんななのか?

確かに鏡があったとしても、ダウンドッグは見られない。ちら見してたら、首痛くしそうだし。「いや、鏡じゃなくて、自分で感じるんでしょ?」と言われるけど、それでも、きちんとしたアライメントになっているのか知りたい。

Mizue先生が言うに、二等辺三角形や正三角形にはならず、大体は、前の方、お尻から手の方が長くなる。日本人は胴長な故に、インドや欧米の人は手が長い故に。

ダンダアサナ(上半身を真っ直ぐ上に伸ばし、足も前に伸ばして座るポーズ)をひっくり返したと考えると、直角三角形に近いかも。誰であっても黄金比3:4:5に近い気がする。確かに、写真を見るとそんな感じです。(背中が出てますが、そこはスル‐で。m(_ _)m)

ダンダアサナから、手を上に伸ばし前屈をする時を考えると、イメージしやすい。ぺたっと前屈できなかったとしても、自分の手は、足の指のずっと遠くに下りる予定。

このブログを書きながら、色々試してみた。ちょっとした人体実験で。ダウンドッグをドルフィンに変え、手首と肘を床に下ろすように変えると、二等辺三角形に近くなります。同じ角度を保とうとすると、肘から足首までの距離が狭くなるので、足首の角度も鋭角になる。ダウンドッグに比べ前にかかる比重が増えるから、コアをもっとしっかり使わないと、肩や手首ばかり負担がくる。

さらに、ドルフィンから、頭をマットに下ろすと、ヘッドスタンドのスターティングポジション。少しずつ前に歩いてきて、お尻と頭が床に垂直になると、上半身の体重が真下に下りてくる。同時に、上半身と下半身が繋がっていたら、上半身の体重移動に下半身も付いてくる。そのとき後ろ脚がふわっと浮く一瞬がある。

上半身と下半身をきちんと繋ぐのは、腸腰筋(「今、噂の・・は、K YOGAだけですが」と言われる腸腰筋ね。)要は、自分がマリオネットだったとして、上半身と下半身が糸で結ばれてたら、上を引っ張れば下もくっ付いてくるということよね。

前にも似たようなことを思ったけど、体の使い方って、割と簡単な図形や物理学だったりする。インドの人たち、計算が得意で頭がいい人が多いと言うじゃないですか?ヨガのアライメントも、幾何学的に考えると、納得できることが多いのは、同じ流れなんだろうか。ポーズはそれだけじゃないことは、百も承知だけど、妙にロマンチックに思える。

「人の顔、全然見てないんですね。」

【注意】このブログは、一部の女性に著しく不快感を与える可能性があります。自己責任にて、お読みください。

大きなテーブルがあるカフェ。ある日、いつも一緒に仕事をしている女性と、そのテーブルの角に斜め向かいに座って、打ち合わせをしていました。向かい合わせより、横や斜め向かいに座ると親近感が増すと言いますよね。物理的にも距離が近い。で、気付いたのが、

「マサエさん、まつ毛長いね!」

普段から薄化粧で、気取りのない雰囲気の彼女。ああ、こんなにまつ毛長いんだ。うらやましい。ちょっと悔しいから、言わないでおこうかな。でも、素敵だから、言おうっと。で、言ってみた。すると、マサエさんが・・。

「エクステですけど。」

「そ、そうなの?」

まつ毛長いのも意外にも・・と思ったのに、エクステなんて。びっくりしてたら、さらに・・。

「今頃、気付いたんですか?」

「うん」

「もう、大分前からなんだけど。」

「ええっ?」

「人の顔、全然見てないんですね。」

「い、いや、見てるよぉ。」

「うちのダンナみたいじゃないですか。」

「ご、ごめんなさい」

かように、墓穴を掘りまくりながら、「わたし、マサエさんのダンナじゃないしぃ・・」と思ったものの、「素敵だと思ったから、言ったのに」と、若干むっとしまして。

おそらく、これを読んで、「そう、そうなのよ!」と憤りが蘇る女性も多いと思う。一方、「そう、そうなんだよ」と共感を覚える男性もいるはず。(しかも、私はこちら側なのが微妙・・。)

この温度差は何。

でも、温度差があるのは、仕方ないと思うんだよね。同じ気温でも、寒いという人と暑いという人がいるように、気付くタイミングだって、違うじゃないですか?

「なんだ、エクステ?自前じゃないんだ」みたいな、悪意のこもった発言に及ばなかっただけ、許してほしい。ちゃんとほめたじゃない。気付いたけど、無視したわけじゃないじゃん。まあ、気付いたほうがいいんだろうというのが、今日の気づきだったりする。

ヨガは、感性を磨く練習とも言われる。ポーズ一つとっても、脚の感覚はどうか、肩に力が入っていないかと、色々観察します。自分は、左側にツイストしにくいんだなど、気付くこともどんどん増えてくる。

でも、そういう練習を、それだけで終わらせてはいけないんだよね。同僚のまつ毛エクステに気付かなくても、具合悪そうなのにすぐ気付いて、「今日、早く帰りなよ」と言ってあげられたら、すごく素敵だろう。

でも、なんでヨガスタジオを出たとたんに、鈍感になるんだろうな。いや、ヨガスタジオでだって、充分鈍感でしょ・・というのは、おいといて。

どれだけ一生懸命ポーズを練習しても、ヨガの先は遠い。