「ヨガマット片手に表参道に出かけよう!」がメンズノンノに載るのはいつだろう?

メンズヨガはマイマット率がかなり高く、みなさん、それぞれステキなマットを持って登場します。

「週末は、ヨガマット片手に表参道に出かけよう」みたいな煽り記事が、メンズノンノに載るのも、もうすぐだろう。←その際は、是非とも記事を書かせてください。(笑)
最近、
オウンドメディアの勉強もしてるから、いい記事書く自信あるよ♪

今のうちに、ヨガマットを買ってパイオニア的ポジションをゲットしておくのも、一つの戦略だね。

ヨガマットを買うのは何かに似ている。何だろ。今使っているマットが、まだ使えるのに、何となく見た目や人に勧められて、次を買ってしまう。新しいのばかりを使うようになって、前のは必然的に、ベランダに追いやられ、猫の昼寝場所になるのだった。私が1枚目のマットなら、毎日猫に愚痴をこぼし、泣くだろう。(泣)

でも、「グリップもいいし、色もシックで素敵。大分ぼろぼろになってきたけど、もう買い替えたくない。ここまで一緒に頑張ってきたのにサヨナラなんて嫌。」なんてお気に入りすぎて、ヨガマットに縛られることだってある。本当は、ヨガをやって、何かから解放されないといけないのに。ヨガマットの上で、「そこまで愛してくれなくていいの、許してください」な倒錯SMはNGだろう。

こういう人は、かなりの確率で、お気に入りの物があると、買いこんで溜めこむ性格のはず。「このボディソープは、この秋で生産中止になります」なんて、行きつけのオーガニックショップで言われると、「え、この匂い気に入ってたのに」なんて、即座に3つくらい買いこむ。コマーシャリズムの奴隷にされてますねえ。

だけど、次回そのショップに行ったとき、新しいソープのサンプルをもらったら、それが、またいい匂いであっさり鞍替え。「前のが3つもあるの、どうしよう」なんて悩むことになるのだった。この時点で、既にどうやって前のソープとお別れしようか考えている。

ヨガマットを買うのは何かに似ている。恋愛に似ているんだった。

ヨガマットは、それほど安い買い物じゃないし、一旦買ったら結構長持ちする。こだわって選ぼう。クッション性と滑りにくさはとても大事。買うときは現物を見て触って、可能なら使っている人の意見も聞くのがおススメ。

だけど、一生とまでは言わないけど、あなたや私のヨガをサポートしてくれるアシスタントだと思えば、気が合うというのも重要かも。これも彼氏(or 彼女)探しと同じだった。

写真のマットは、メンズヨガに来た方のマット。アメリカンインディアンの羽根飾りの柄だった。開け放した窓辺から月を眺めて、このマットの上でシャバアサナしたいな。この時代に生きていて「バック・トゥ・ザ・ネイチャー」みたいな白々しいことは言いません。だけど、気分よさそうなのは、間違いないでしょ?

K YOGA シネマクラブ @メンズヨガ

メンズヨガには映画ファンが多い。Mizue先生も映画が大好きなので、レッスンの前後は、新作映画の講評会になることもしばしば。

「みんな、xxの映画を見てくれたらいいのに・・。そしたら、ネタばれ気にしないで、沢山話できるのに。」ってMizue先生が言ってた。

そして話はどんどん繋がっていき、「え?xxさんも映画好き?」とか、「今日、この後、見に行くんです」なんて。ちょっとK YOGAシネマクラブの様相を呈してきました。

かくいう私も映画が好き。とはいえ、どうも自分が見た、または、見たい映画がスタジオで話題になったことが殆どない。大分前に、メンズヨガにいつも来て下さる映画通さんのお勧めで「Whiplash!」を見たくらい。(これは、シビレル映画でした、いろんな意味で。思い出すと、ぞくぞくする。)

私が最近見たのは、「スーサイドスクワッド」。自分のためだけに生きるチャーミングな凶悪犯罪者たちの話。お気楽映画枠だけど正直言って失敗作。ストーリーはぶつ切りで繋がってない。笑わせたいのか、じわっとさせたいのか、よくわからない。

しかも、予告編に出てきたシーンが本編にない。可愛い顔のおねえちゃんがTバックで出てくるけど、チラ見せだけで終わってもったいない。(ネタばれするから言えないのが、もどかしい。)

あまりにチープ過ぎる。本当は制作費が何億もかかっているはずだけど、日曜朝の「xxレンジャー」のほうが、ずっとずっときちんと作っている気がする。「朝、起きました、学校行きました、帰ってきて、寝ました。」みたいな、まとめ過ぎ、しかも下手なまとめなんだなあ。
ブログ記事の作成もちゃんとまとめなきゃつまんなくなっちゃうし。

でも気に入った。出来が悪過ぎて愛おしい。この中途半端でダメダメな感じが。「そこを突っ込まないといけないでしょ」というところをスル?しているところが。いきなり話が変わっているところが。「昨日、これでいいって言わなかった?」的な。

ところどころ、ものすごく素敵な一瞬もある。凶暴なのに、狡猾な悪人なのに、昨日会ったばかりの仲間を助けたりして。なんだろ、いろいろな映画を少しずつ入れて、カクテルにしたら、飲めるけど微妙なものできた、という感じ。別々に出してもらったほうがよかった。

同じように無茶苦茶で、何もかもごちゃまぜな自分の生活みたいだから、気に入った。見るとひりひりする。でも、こんなもんだろうな。これをヨガ的に言うと、「受け入れる」って言うのです。

あくまでも個人の感想です。(笑)

でも、これ本当に気に入ってるんです。(こんなにぼろくそ言ったけど。)

さて、写真は、K YOGA シネマクラブのメンバー(の一部)。皆さん、「メンズヨガに命賭けてます」じゃないところが、「命賭けてないから、頑張ります」なところが、ひねり効いてる。オトナで素敵だなと思ってます。

Tシャツ冥利に尽きる@メンズヨガ

その一角は、妙にカッコいい。くたった感と、さりげないこだわりが刺さる刺さる。アマチュアバンドの楽屋裏にしては、こぎれいすぎるけど。

バンドマンの正装は洗ったばかりのTシャツだったりする。2番目の正装は昨日も着たTシャツで。

実は親が買ってくれた、Tシャツの何十倍も高いブランドのスーツが2着あるんだけど、自分的には「xxxx(放送禁止用語)」なのだった。

じゃなくて・・。

メンズヨガに来たメンズのTシャツコレクション。間仕切り兼ハンガーにかかったシャツやジャケットをいつも眺めているんだけど、みんな本当におしゃれ。表参道だからかもしれないけど、「普通の人は着られないよね」な服をさらっと着てくる人もいる。

レッスンの間、このTシャツたちはハンガーに掛かって、持ち主がパワーヨガで汗だくになっているところを、見ているんだなあ。チャトランガのホールドで「うー」と唸ったり、Mizue先生にアジャストされて「おおっ」と叫んだりしてるとこ。脱いだTシャツのことなんて、全然考えてもいないだろうけど。

「外から自分を眺めましょう」と言う。「内側から自分を見ましょう」と言う。「見えないものを見つけましょう」とかもね。言ってることが全然違うけど、実は同じ。そのくらいまでは、わかるんだけど。

だけど、じゃあ、何なんだ?

もう一人のあなたが、このTシャツだったら?さっきまで、文字通り密着してたんだから、もう一人の自分と言ってもおかしくないよ。

だとして、エアコンの風にあたって、「気持ちいーい、あ〜乾く乾く」なんて言ってるだけじゃないでしょ?

「また、汗だくになってるけど、水飲まないでいいの?」

飲んだら飲んだで、「そんな一気飲みしちゃ、おなかちゃぷちゃぷじゃん?」

「怠けてないで、早くやれよ」なんてヨガっぽくないこと言ったり。

「わき腹縮めない!ってMizue先生に言われてるの、自分だよぉ。」と、教えた後、「あ、そうそう、伸びてきた、伸びてきた、がんばれ!」と励ましてくれたりする。

持ち主が「あ、隣の人、背筋伸びてて、いいなあ」とつぶやいても、「どうせ、あんな風には伸びないよ。」みたいなことは、Tシャツは間違っても言わない。持ち主がそんな素振りを見せたら、「いや、カッコイイから!」と反論する。「そんなぐだぐだ言うなよ、どうせ着られるならカッコよく着られたいんだから」って?

見えないものを見るって、こんな感じ?

ホームページを作るのとなんか似てるな。

そう思うと、「Tシャツ冥利に尽きる、」なんて言ってないかな、このTシャツたち。何しろ、メンズヨガのメンズは、もれなく120%頑張ってて、カッコイイと思うもんね。まだまだ暑いから、スタジオの隅でTシャツを眺めての妄想も、まだまだ楽しめるのがうれしいよ。

外で頑張れるメンズだから、ヨガスタジオでも頑張れる

パールシュワコナアサナ、サイドアングルです、これ。噂のメンズオンリーヨガで撮らせてもらいました。(映っているメンズの皆さん、ご自分のポーズは、こんな感じですー、いいでしょ?)

ウォリアー2と同じ脚の形で、しっかり太ももを使います。普段は、前の肘を膝に載せたり、手を床に付きますが、写真は体幹もしっかり使うアレンジバージョン。上半身を自分の力で斜めにキープするのは、かなりきつい。

肘に載せる手を前に伸ばすバージョンも、難易度高いけど、ブロックを挟むと、さらにアップ。バンザイするようなものだから、左右のわき腹を均等に伸ばさないと、上手く挟めない。図形の問題だから頭で考えると、すぐわかるんだけどなあ。

いつも「肘は軽く膝に載せましょう」と言われて、かるーく載せているつもり。体幹で支えているつもりだったけど、いやいや、がっつり肘や手で支えていたんだな。改めて気付くわけで。

でも、そんな気付きは、最初の一瞬で、すぐにそれどころじゃなくなってくる。自分の胴体は案外重い。両手でブロックをはさむと、首がすくんでくる。気付くと、胴体が限りなくしなってきて、妙にたおやかな感じになる。秋も近いし、「実るほど、頭をたれる稲穂かな」・・・なわけはない。夏はこれからっ!

この日、写真を撮らせてもらうことになり、
「さて、どんなポーズを?」
「ステキなのを」
「みんな、これ撮ってほしい、というのある?」
という会話を、Mizue先生と私だけで交わし。
メンズは終始無言のまま、ポーズは決まり。
さらに、「今日、美味しいカツオ入っているけど、どう?」みたいなノリで、「じゃあ、みんなブロック持つの、どう?」とMizue先生が言い。
写真を撮った後、「こっち側(反対側)も撮っとく?」と、再び頑張る。

メンズの皆さん、本当に本当にありがとうございました。

長めのホールドで、「早く撮ってくれー」という無言の声をひしひしと感じつつ、AND、実際にそういう声も聞きつつ、撮らせていただいたこれ。やっぱり、ステキでした。

女子だけのレッスンだと、「きゃー、もうダメ☆」となるところが、「ううう」と言いつつ、最後まで頑張るのが、メンズヨガらしいとこ。別に、メンズの皆さんに「きゃー☆」と言ってほしいわけじゃないけど、ヨガくらい、そんなに頑張りすぎないでいいのに・・、と思うわけで。

だって、頑張らないといけないこと、ヨガスタジオの外にも、いや、外にこそ、いっぱいあるでしょ?次々入ってくるメールをよそに、あせってエクセル作ったり、見えてないのに頭を下げながら電話で謝ったり、暑いのにスーツ来てお客さんと待ち合わせしたり・・。

ホームページ制作の打ち合わせしたり。

あ、外で頑張れるメンズだから、ここ、ヨガスタジオでも頑張れるのか。じゃあ、頑張りましょうか。

「ひねり王子降臨!」のメンズヨガ?

Mizue先生の「今日、やりたいポーズのある人ー」からのリクエストが、一番楽しくてチャレンジングなのが、メンズオンリーヨガ。家で試したり、本やネットで調べてきたポーズやシークエンスは、どれも探究心と冒険心と遊び心いっぱい。
そういえば近所に最近できた本屋さんに行ってきたよ。
ホームページの作成の本とか種類がいっぱいだったなー。

イラストのシークエンスも、そんなリクエストの一つで、結構難しい。シークエンスが終わった後、しばし呆然としたりして。

ハイランジからの、ウォリアー3からの、ハーフムーンからの、ウォリアー3へ戻り、ハイランジへ。

なんとなくやってしまうと、胴体が床と平行まで倒れないし、骨盤も斜めに外を向いて、手と顔だけ、それっぽい方向を向くだけになる。

一つずつでも、きちんとポーズを撮るのは難しいけど、シークエンスになるとなおさら。

ハイランジでは後ろ脚の膝をしっかり伸ばし、骨盤は前向き。その位置を保ったまま、片足立ちのウォリアー3へ。前足の膝が伸びただけで、この2つは脚や骨盤の使い方は殆ど変わらないのです。でも、お尻を左右平行にキープするのは難しいんだな。この辺りから、マットに汗が落ちてくる。

それから、ハーフムーンへ。ウォリアー2からの移動はよく練習するけど、ウォリアー3からだと、倒れた骨盤を起こさないといけないのが難しい。片足立ちのままだから、コアも使いますねえ。前足を固定し骨盤のほうを回転させて、床に垂直になるようにする。お腹と顔が壁の方を向きます。

脚と骨盤の位置が重要だけど、お腹もしっかり締めて、頭からかかとまでが真っ直ぐなのも大切。骨盤を垂直に回すときに、骨盤に繋がっているお腹や脚がくにゃくにゃしてたら、しなって動かしにくいのです。

オリンピックで内村選手が鉄棒をしているとき。しなる鉄棒の上で、逆立ち状態で、頭から足先まで真っ直ぐのまま、静止してた。ああいう真っ直ぐな胴体が理想でしょうね。もちろん、それを見てるときは、ただただ応援してるだけですけど。

でも、メンズヨガのアシスタントをしていて、いつもいつも思うんですが、皆さん、ホントに真面目。「家で練習できなかったんで、今日はちょっと辛かった」なんて言って。いやいや、夏休みの宿題じゃないから。

このシークエンスも家で練習する人いるんじゃないかな。これは壁もマットもいらないし、難しい割に動きは少ないし。

毎日テレビでオリンピック中継が流れている、この2週間、かなりの割合で、宅連に励むメンズがいるだろうと思います。来週のメンズヨガが「ひねり王子降臨!」みたいなことになっちゃってたらどうしよう。

自分がカメなら速攻恋に落ちている

腹筋が大好きなMizue先生がパワーヨガでいつもやるのがこれ。

バタコナアサナ(足の裏をくっ付けて、膝を外に開いて座るポーズ)から仰向けに寝ます。腹筋自慢の人は手はバンザイの位置。自信のない人は胸の前でクロスして、そこから肩甲骨の下のほうだけ床に残して、上体を少し起こします。

ここがスタート地点、フィニッシュじゃないです。そこから、手の力に頼らずにさらに上まで起き上がってくる。

「はい、起き上がりましょう。反動は付けないでね」とMizue先生。

「はい、起き上がってきます」と、さらに声がして。

「起き上がっていいんですよ−」

・・・・

「起き上がりたくないの?」

いや、起き上がりたいんです、起き上がりたいんだけど。起き上がりたいんだけど。頑張ってるんですけど。ひっくり返ったカメの気持ちがわかる気がする。どうしても起き上がれないっ。

・・・

「じゃあ、何とかして起き上がってきて・・。」

本当にパンツの裾を引っ張ったり、若干横に倒れたりしつつ、やっとの事で起きてくる。この数秒、殆ど動いていないのに、汗だく。マットに斜めに座って両手を床に着いて、ふう・・。

まるで、走り去った恋人を追いかけて、追いかけきれず床に座り込むような。なおも手を伸ばして、彼の名前を絶叫して、土砂降りの雨に濡れながら動かない。2時間ドラマの修羅場?
ホームページ制作の終盤戦?

ときどきはバタバタして起きられないでいると、「大丈夫?」と、Mizue先生が、よいしょっと両手を引っ張って起こしてくれる。助かりました・・。

ひっくり返ったカメを起こしてくれた浦島太郎が、AUのCMの桐谷くんで、自分がカメなら速攻恋に落ちている的な。(違うか)

今日のヨガスタジオは、ロマンスでいっぱい?腹筋で、ひいいとか言っていたのに、終わったとたんに、今日も妄想の嵐に襲われるのはなぜだろう。

????????????

同じ疑問を持つなら、こういう疑問こそ持たないとね。脚を延ばしていると、割と楽に上がってこられるのに、バタコナアサナの脚だと、どうして上がってこられないんだろう。ちょっと考えてみた。

脚を延ばした腹筋だと脚に頼ってしまうのです。脚の前側を縮めることで、体の前側を引っ張り上げようとする。でも脚を外に開くと、前側を使いにくいので、おなかを縮めない限り、起き上がれない。まだまだ頑張ることはたくさんあった。

一応、付け加えておくと、それでもお腹をしっかり使ったことが翌日にはわかる。こんなブログを書いて思い出し笑いすると、大変なことになります。

このポーズ、メンズヨガでもよくやるのですが、メンズの人たちは、さっくり上がってくる人も多い。やはり筋肉があると違う。「体固いから、ヨガは無理無理」という男性も多いけど、男性のほうが得意なポーズも実はいっぱいある。本当にうらやましいです。

 

Let’s fight! @ K YOGA Mens only yoga

ヨガってピースでハッピィ☆

みたいなことを、よもや、この(”この”です)ブログを読んでいる人(あなたです)は信じていないと思いますが、世間一般的には、そういうことになっています。無条件にピースなことはないんだって。言葉だけでも、そう思いたい気持ちもわからなくはないですけどね。

写真のウォリアー2のポーズ。代表的なヨガポーズだけど、なぜピースなヨガにあって「戦士(ウォリアー)」のポーズなのか、考えたことありますか?

人同士で戦うことだけが、戦いではないから。つまり、自分と戦うということ。すぐ諦める自分、人の意見に流されるばかりで自分の意見を持てない自分、勝つべき自分は、たくさんいる。

人同士で戦うことも、必要なことがある。競合会社にプレゼンで勝たなければ、今季のボーナスアップは見込めないなんてこと、分かってもらえますよね。自分のすべきことが戦うことなのだったら、それから逃げてもいけないのです。

万が一、「戦うのをやめましょう」というメッセージだったら、あなたも私も、おそらく秒殺されてます。他の人に負ける前に、自分に負けて自堕落になったり、向く方向が定まらず彷徨うばかりで。

そして、戦う以上は勝つべきなのです。負け慣れたまま終わる最期は、自分を放棄したのと同じ。戦った結果、確立の問題で負けるのは仕方ない。でも、そのときに自暴自棄になって、自分を捨ててはいけない。「人との戦いに負けた自分」に負けないために、ヨガがあるとも言えます。

で、ウォリアーのポーズ。メンズヨガで写真を撮りたいと言ったら、「カッコいいやつで」と、これになりました。大きなスタンスと、前後にしっかり伸ばした腕。視線は前。

撮る前に何度も練習した集大成がこれです。Mizue先生が「折角映るんだから」と、細かくポーズを説明してくれました。

上半身が斜め前に倒れていると、ポーズが安定しないのは勿論のこと、見た目がカッコよくない。座っているとき、床に落としたスマホを、億劫がって手を伸ばして取るときみたいです。そういうときって指が触れると、スマホはもっと先に行ってしまい、最後は椅子から落ちるか、しぶしぶ立ち上がることないですか?

脚は、前足の膝と踵が垂直になるくらい広く左右に開きます。見てもりりしいし、これは女子では、なかなかできないです。本番前に、汗だくになった甲斐がありましたよね?(と、メンズヨガに出たメンズの皆さんへ)

いや、本当にカッコいいでしょ?メンズヨガはこれ「ウォリアー2!」、と常日頃思っているのだけど、やはりそうでした。たわいない雑談のときも、普段は毎日戦っているんだろうなと思うメンズヨガの皆さん。そんな生活があって、カッコいいポーズなんでしょうか。

「おひかえなすって」的でステキ?

このヨガポーズ。解説すると、

  1. 右の膝を立て、しっかり母指球で床を押して踏む。
  2. 左の足を後ろに伸ばしてそけい部を伸ばす。(膝がしらをマットに下ろす、というよりは、膝の前をマットに下ろすイメージ。膝がしらが後ろを向けると、いい感じです。)
  3. 後ろの膝(左側)を曲げて、反対の手(右手)で左の足先(足首)を掴む。
  4. (左の)膝を伸ばすことで、胸を開く。

という、胸とそけい部、つまり前側を伸ばすポーズなのですが、メンズヨガのレギュラーメンバーにより、

「ハトカゲ」と命名されました。

「ハト」+「トカゲ」ですね。確かに、股関節を開いたり、そけい部を伸ばしたり、後ろの脚に手を引っ掛けて胸を開くとか、似ているところがある。先日の、メンズヨガのレッスンでリクエストがあって、みんなで練習しました。

イラストを見ても分かりにくいのが、足先を反対側の手でつかむところ。イラストのクオリティはもとより、求めないでね。m(_ _)m

背中側で、対角に足を持つのが、結構、チャレンジだったようで、あちこちで戦う兵士たちの声が聞こえる。ヨガで考えると、足を捕まえることが目的じゃなく、伸ばしたいところが伸びればいいんだけど。まずは目の前の敵を倒して経験値をあげよう的になるのがメンズヨガの楽しいところ。

足先を探して捕まえたところで、「足先捕獲!」みたいな気になり、一息ついてうなだれたりして。で、そのポーズが・・。

顔を下、手は前、足は片膝立てて。(↓メンズの方、絶対絶対、怒らないでね)

「おひかえなすって」的でステキ?(一応?を付けておきました。)

Mizue先生が言うには。ヨガのポーズは自分で作っていい。作ったら名前もつけていいとか。

だけど、長い長いヨガの歴史を振りかえると、そのポーズは、おそらく誰かが作っている。きっと名前もある。人のクリエイティビティは無限だけど、単体としての、あなたやわたしのそれは、限界があるのだった。

でも、別に同じポーズを違う名前で呼ぶのだっていいじゃないですか?結果は同じでも、ストーリーは人それぞれだし。「家で練習してたら、子どもにキリンみたいと言われて、うちではキリンのポーズと呼んでます」なんていう、ハートウォーミングな話も聞きませんか?

 

ということで、私の中では「おひかえなすって」のポーズと、勝手に呼ぶことになりまして。「こういうことを考える前に、他に考えることあるでしょ、ヨガスタジオにいるときに」というツッコミの声が聞こえる気がする。

 

「業界屈指の実力派インストラクター」じゃ、ありきたりすぎる

メンズヨガ、レッスンの後半になると、たいてい窓ガラスが真っ白に曇ってます。

「それ、できる気しないよ!」なんて騒いで、大声で笑ったり。「あと、5カウント、5,4,3,3,3・・」と、時が止まる、Mizue先生のキビシイ(?)号令も。

みんなボルテージマックスで、スタジオはちょっと台湾かハワイみたい。

そして、?汗だくのスタンディングポーズや、ヘッドスタンドやウィールの後、クールダウンからシャバアサナへ。スタジオの照明を落とし、少しずつ温度も下がってきて、だんだん眠けを誘う時間。

Mizue先生は、皆さんの方の間を、そっと歩きまわり、呼吸がしやすいように肩の位置を直したり、「ここ痛くなかった?」なんて、ひそひそ声で聞いたりします。元の位置に戻ると、再び皆さんのほうを振り返って一人ひとりを眺めるのです。

その時の、Mizue先生の様子を見た人は、いないでしょう。マットに横になったときには、すっかりくつろいでいて、すでに目は閉じているから。

アシスタントの私は、この間、初めて見ました、偶然に。

目がまあるい弧を描いて、にっこりしているのです。

口元は、ほんのりまるい弧。

どこかで見たことある・・。

・・・

ああ、観音様のお顔でした。

「Mizue先生は、長年にわたりパワーヨガを教え、技術、指導方法ともに、業界屈指のインストラクターです」

こんな言葉がありきたりすぎて、色褪せるほど感動しました。

Mizue先生がスーパーインストラクターなのは、これ。

満月が暗闇をひっそりと照らし、眠る夜を見守るのにも似た静かな笑顔。アライメントを的確に指導できるだけじゃなくて、チャトランガが上手いだけじゃなくて。

あなたや私が先生を見ていないときにも、先生は見ているのです、あなたや私を。口元に浮かぶ笑みは、ほのかだけど、目尻が下がって満足げに微笑んでいるのです。

シャバアサナのときに、先生が静かな声で話すことを聞いてなくても、眠ってしまっても、この数分が何より心地いい。それは当然だと、先生の笑顔を見たら、改めて納得しました。

次のメンズヨガで、この話を思いだす人は、きっといない。シャバアサナになると、ただただゆっくり休みたくなるだけ。それで全然いいのです。先生に見守られて、安心できる時間を過ごしてください。

恩を返す前に、恩を受けたことを知る

生きることは恩を受けること
生きていくことは恩を返すこと

この言葉について、思うところを話しましょう。

今日のメンズヨガの一番最初の練習は、これでした。

体を動かすことだけがヨガではなく、心も鍛えるのがヨガなので、Mizue先生のレッスンでは、ときどきこんな風に自分の考えを自分の言葉にする練習をします。

なんとなくわかるようでわからない。難しいので、つまったり、笑ったり、しゃべるうちにわけがわからなくなったり。ヨガのポーズを取るときに、「ここ、こんなに伸びるんだ」と発見をするように、自分の話し方や話の聞き方も改めて発見があります。

恩に限らず、何かを受け取るだけの生き方は、動物と変わらない。人として生きていくと決めた以上は、受け取った以上のものを返すこと。こんな風に思ったけど、今日メンズヨガに来た人たちは、どんな風に考えたんだろう。

でも、そんな風にきちんと恩返ししているかは、まずもって疑問。なぜなら、受け取ったという意識すらない。当たり前だと思ってる。こんなことが大半だ。それじゃ、感謝の気持ちが湧くわけない。これも動物と同じ。

恩を返す前に、恩を受けたことを知ることからだ・・・。

こんな今日のメンズヨガで、素敵なプレゼントをいただきました。木の実のチョコとクッキー(←木の実が大好物)。バレンタインのお返しに、と言って。今日一番うれしいことだったな。プレゼントだけじゃなくて、プレゼントを下さったことがうれしい。Mizue先生の話を思い出すと、特に。

ブログやメルマガを書きながら、大事にいただきます。というか、写真を撮った後、大分食べてしまったけど。

私も、またお返しができるといいんですけどね。